薬膳メモ: 産後の『むくみ』にいいメニュー

こんにちは。鎌倉 訪問セラピスト たてのくみこです。


きのうは、近所の公園でやっていたどんどん焼きへ娘ちゃんと行ってきました。


枝に付けた団子を焚き火で焼いて食べたり、七草粥を食べたりと娘ちゃんも楽しそうでした。

鎌倉は、土地柄もありますが、伝統行事がいろいろなところで開催されていて、出かける場所に事欠かないんです。海も山もすぐそこにあるし…

子育て世代にとっては、楽しい街だなと改めて思いました。

さて、きょうは、産後の『むくみ』にいいお手軽メニューを考えてみました。


産褥期の『むくみ』については、このブログでも何度も取り上げているので、またか…と思わないでください…笑


去年の年末の話になりますが、産褥ケアで『むくみ』の症状がひどい方にお会いすることが続きました。


みなさん、くるぶしの骨がわからなくなるほどにパンパンに足がむくんでいて、かわいそうなくらい。


冬は中医学的にみると「腎」の季節。そして出産は「腎」にかかわる生殖器をフル稼働させています。「腎」の症状の代表例に『むくみ』があるんです。


この季節に『むくみ』の症状がひどい方が多いのは、産褥期ということだけでだけでなく、季節のせいもありそうですね。


ママたちのむくんでいる足がかわいそすぎて、少しでもよくなるセルフケアはないかしら…?薬膳的に産褥期の『むくみ』にいい食べ物はないかしら…?と考えてみました。


薬膳では、『むくみ』には「利水」といって体内に停滞している水分を排出する食材を食べるのがよいとされているのですが、体を冷やす食材が多いんです。


しかし…「腎」の機能をフル稼働させている産褥ママに「冷え」は厳禁。


カラダを冷やさずに、体内の水分を排出してあげる食材を選ばないといけません。


そんな食材は何かしら…?あるにはあるのですが、なかなか手軽なもがない…泣


であれば、「利水」の食材と「温める」食材を組み合わせよう!


そこで思いついたのが「あさり」と「味噌」。


「利水」の食材の「あさり」を、お腹の中を温めてくれる食材「味噌」を使って味噌汁にしてしまおう!


「腎」には、「鹹味(塩辛い味)」がいいともいわれているので「あさり」や「味噌」は産後ママにぴったりの食材なんです。


前置きが相当長くなりましたが…『むくみ』でお悩みの産褥ママのみなさん、『あさりの味噌汁』を飲んでみてくださいね。


味噌汁くらいなら、余裕のない産褥期でも作れそうですよね。産後の家事は、頑張りすぎないほうがいいですからね…笑


◆薬膳メモ①:あさり◆

■四気(温まるor冷える):寒性

■五味(味):辛鹹味

■帰経(どこに効く):肝、腎、脾、胃

■効能:清熱、化痰、利水、安神、補血

■適応:貧血/高血圧予防、コレステロールの抑制と排泄、心臓機能の強化


◆薬膳メモ②:味噌◆

■四気(温まるor冷える):温性

■五味(味):甘鹹味

■帰経(どこに効く):肝、脾、胃

■効能:温中、降気、解毒

■適応:腹の冷え、二日酔い/コレステロールの抑制と排泄、抗酸化、がん予防、脂肪肝予防、高血圧防止


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鎌倉 訪問 セラピスト たてのくみこ

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